アウェイ・イラン代表戦は97-89で勝利!グループ2位に浮上!本当におめでとうございます。
第4クォーターで6点差に詰められた時は、アウェイの空気もあり手に汗握りました。
日本代表のワールドカップが出場決定がかかっていた、「カタール代表対フィリピン代表」戦は荒れた試合模様の中、ベストメンバーが戻ってきたフィリピン代表がほぼダブルスコアでカタール代表を下し、逆グループの「ヨルダン代表対中国代表」戦も中国代表が勝利すれば、日本代表のワールドカップが出場していたのですが、まさかの中国代表敗戦。
しかし、最終戦・カタール戦の日本勝利は間違いないでしょう。
他国の勝敗ではなく、勝利と同時にワールドカップ勝利決定!それも良し!
目次
【祝・地上波生放送 最終戦・アウェイ・カタール戦】
そこで、前回も触れましたが、5大会、21年ぶりとなる「実力」でのワールドカップ出場を飾る、記念すべき試合「アウェイ・カタール戦」ついに、地上波生放送です。2月24日(日) 23:15〜深夜1:30 【地上波 (フジテレビ系列)】 お見逃しなく!
地上波生放送を祝して、強くなった「新生日本代表・アカツキファイブ」を初めての方も久しぶりの方にもわかりやすく、出来るだけシンプルに選手紹介していきます。
今回はカタール戦に出場の可能性がある13選手をピックアップ。
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
「世界を目指す日本の小さな巨人」身長167cm 体重70kg 1993年7月30日
身長167センチながら、中学卒業後、アメリカ留学を決意、モントローズ・クリスチャン高校を経て、試合出場はならなかったが、田臥勇太に続く2人目となるNBA選手契約をマーベリックスと取り付けた日本の司令塔。3ポイントシュートも得意としているが日本代表ではアシストに専念している。
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)
「熱き日本代表キャプテン」身長178cm 体重78kg 1988年7月20日
ユーモア溢れるファンサービスとともに、コート上でもゲームメイクを得意とし、左利きから放たれるスリーポイントやフローター(レイアップの動きからオーバーハンドで高い軌道で放ち、相手ブロックを避けるシュートのこと)という攻撃オプション、そして、運動量の多い熱いディフェンスでチームをけん引する。
比江島慎(栃木ブレックス)
「日本代表のエース」身長190cm 体重88kg 1990年8月11日
Bリーグ2017-18シーズン年間MVP。精度の高い3ポイントシュートや、ゴール下にドリブルで切り込み、比江島ステップと呼ばれる独特なステップでシュートを量産するスコアラー(点を沢山取る選手)集中力の高さにも定評があり、爆発的な得点力を見せる時間帯は「比江島タイム」と呼ばれ、プレッシャーがかかる重要な場面での得点も多い。
太田敦也(三遠ネオフェニックス)
「温和な大黒柱」身長206cm 体重112kg 1984年6月4日
日本代表を支え続ける、竹内公輔、竹内譲次を代表とするゴールデン世代のベテランビッグマン。体を張ったディフェンスと献身的なプレーが特徴で、今回のイラン代表戦でもニック・ファジーカスへの的確なパスで相手ビッグマンのファウルを誘発させ、ゴール下を有利な状況に導いた。
竹内公輔(栃木ブレックス)
「復帰を誓う2メートルツインズ兄」身長206cm 体重98kg 1985年1月29日
ゴールデン世代「竹内世代」として、双子の弟・竹内譲次とともに洛南高校時代から注目を集め、慶應義塾大学在学中に早々と日本代表入り。栃木ブレックスをBリーグ初代王者に導く。左膝負傷のため、約1年間日本代表から遠ざかっていたが、栃木ブレックスでの活躍もあり再招集。
竹内譲次(アルバルク東京)
「覚醒し続けるベテランビッグマン」身長207cm 体重98kg 1985年1月29日
ゴールデン世代「竹内兄弟」の弟。ニック・ファジーカス、アイラ・ブラウン、八村塁、渡邊雄太と激化するインサイドのポジション争いの中で、急成長するベテランビッグマン。高身長ながらドライブからのシュート、3ポイントシュートも打て、隙あらば相手からバスケットカウントを得ようとする巧さも合わせ持つ。
馬場雄大(アルバルク東京)
「日本のジェットエンジンルーキー」身長195cm 体重90kg 1995年11月7日
筑波大学進学後、1年からインカレ2連覇を成し遂げ、在学中ながらアルバルク東京へ加入、Bリーグ新人王に輝き、日本代表入りというスーパールーキー。コート内ではスピードがあり、前へ前へとボールを運ぶ能力に優れ、そのダンクは何度もチームに勢いを与えてきた。
辻直人(川崎ブレイブサンダース)
「復活のピュアシューター」身長185cm 体重84kg 1989年9月8日
日本代表唯一無二のシューター。川崎ブレイブサンダース『ビッグ3』の1人。その3ポイントシュートで何度も日本代表を救ってきたが、足を痛めたことをきっかけにスランプに陥り、左肩関節脱臼も重なって、招集を外れた時期やメンバー入りを果たしても試合出場無しという状況が続いていた。しかし、イラン戦で、わずかなプレイタイム内でしっかり3ポイントシュートを沈め、見事復活。
ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)
「日本最強帰化選手」身長210cm 体重111kg 1985年6月17日
NBAのダラス・マーベリックス、ロサンゼルス・クリッパーズでプレーしたキャリアも持つ。Bリーグにおいても初代得点王、年間MVP。2018年4月26日に日本国籍を取得。210センチの身長、ゴールへ吸い込まれる鋭いスピンのかかったフックシュート、3ポイントシュートも打てるシュートエリアの広さで「リバウンドと得点力」という、長年日本代表を悩ませてきた問題を一気に解決した救世主。ちなみに、代表戦は1チームにつき1人、帰化選手が出場できる。
田中大貴(アルバルク東京)
「沈着冷静・日本バスケ界の貴公子」身長192cm 体重93kg 1991年9月3日
アルバルク東京のエースで2代目Bリーグ王者に導き、自身もチャンピオンシップファイナルMVPに輝いた。スネイクドライブ(ゴール下でジグザクにドリブルするドライブ)や3ポイントシュートと広いシュートエリアを持ち、緊急時にはポイントガードも担う、何でも出来ちゃうマルチプレイヤー。しかし、その本領はバスケIQの高さ。戦略や試合の流れを把握する能力に優れ、特に相手チームに流れが傾きかけた時のディフェンスは隠れてしまいがちだが、日本代表を支えている。
古川孝敏(琉球ゴールデンキングス)
「タフメンタルのサムライシューター」身長190cm 体重90kg 1987年10月20日
プレッシャーのかかる場面での活躍が多く、Bリーグ初代チャンピオンシップファイナルMVPにも輝いている。精度の高いコーナースリー(コートの角からの3ポイントシュート)だけでなく、ドライブからのジャンプシュートからも得点出来る。また、攻撃的なディフェンスにも定評があり、そのタフなディフェンスはチームを勢いづける。
張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
「スモールラインナップのキーマン」身長197cm 体重102kg 1992年1月8日
197センチの身長ながら、速さと運動量を兼ね備え、3ポイントシュートも得意とする張本天傑は日本代表が使い分けるチーム構成のうち、スモールラインナップ(ビッグマンの人数を減らし、3ポイントシュートを打てて機動力のある選手を揃えるチーム構成)の適任者。ちなみに、張本天傑は中国生まれの帰化選手だが、幼少の時に日本国籍を取得した日本育ちのため、出生時に日本国籍を有している選手と同じ扱い。
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)
「13番目脱却に燃えるコンボガード」身長183cm 体重79kg 1993年11月14日
コンボガードとはゲームメイカーのポイントガードとスコアラーのシューティングガードの役割を兼ね備えたポジションのこと。ベンドラメ礼生は本来のポイントガードの他、所属しているサンロッカーズ渋谷ではシューティングガードも務め、「点が取れるポイントガード」として初代Bリーグ新人王に輝いている。ホーム・カザフスタン戦で13名まで残ったが12名のベンチ入りには漏れてしまい、今回のアウェイ遠征の13名にも選ばれたが、イラン戦のベンチ入りからは選出外となってしまった。