走り出す瞬間、地面を力強くキャッチし、着地のダメージを柔らかく包み込み、複雑なステップに対応して柔軟にしなる。バスケット選手が唯一選択し、コート上に持ち込む武器、それがバスケットシューズ。バッシュだ。次なるステージへと選手を運ぶ、バッシュ。まずは日本で手に入りやすいバッシュブランドとシェア率をピックアップ。
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目次
【アメリカブランド】
デザイン性が高く、軽くショック吸収性も高い。多くのシグネチャーモデル(特定の著名人の名を冠した製品のこと)がある。
・ナイキ(NIKE)
ナイキは、アメリカ合衆国・オレゴン州に本社を置くスニーカーやスポーツウェアなどスポーツ関連商品を扱う世界的企業。設立は1968年。NBAのシェア率ナンバーワン。
・コンバース(CONVERSE)
コンバースは、アメリカのシューズ製造販売会社。2003年7月ナイキに360億円で買収されている。
・アンドワン(And1)
AND1はアメリカで1993年に誕生したバスケットボールシューズ・ウェアブランド。NBA2000-2001シーズンオールスターのダンクコンテストでビンス・カーターがタイチミッドを履いて強烈なダンクを連発し優勝を飾り名を馳せた。
・アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)
アンダーアーマーは、アメリカのメリーランド州ボルチモアに本社を置くスポーツ用品メーカー。設立1996年。
【ヨーロッパブランド】
素材へのこだわりと機能性が高く、とにかく軽い。
・アディダス(adidas)
アディダスは、ドイツのバイエルン州に本社を置くスポーツ用品メーカー。設立1949年。
・リーボック(Reebok)
リーボックは、イギリスのスポーツ用品ブランド。1900年設立、現在はアディダス・グループ傘下としてブランド展開している。
・ケイ・ワン・エックス(K1X)
ドイツ・ミュンヘン発祥、特にヨーロッパで著名なブランド。1993年設立。独自のテクノロジーで高い機能性を誇り、他ブランドにはないデザイン性の高さが人気。
【中国ブランド】
比較的安価で手に入り機能性が高く、コスパに優れている。
・アンタ(ANTA)
Anta Sportsは、中国のブランドスポーツウェア会社 。1994年設立。
・ピーク(PEAK)
Peak Sport Productsは中国のスポーツシューズブランド。1989年設立。
・リーニン(李寧)
李寧有限公司はオリンピック体操選手であった創業者李寧が設立した中国の大手スポーツウェア、スポーツ用品メーカー。1989年設立。
【日本ブランド】
日本人の足に合うと言われ、グリップ力が高く、頑丈。学生用のモデルも豊富。
・アシックス(asics)
アシックスは、兵庫県神戸市中央区に本社を置く、大手総合スポーツ用品メーカー。1949年設立。
・ミズノ(mizuno)
美津濃は大阪府大阪市住之江区南港北に本社を置く、日本の総合スポーツ用品メーカーである。設立1906年。
【プロリーグにおけるバッシュブランドシェア率】
NBAの2018シーズンにおいてシューズブランドシェアはナイキ(ジョーダンブランド含む)が約70%と圧倒的なシェアを誇り、次いでアディダス20%、急成長してきたアンダーアーマー4%。そして、Li-Ning2%、Peak1%、さらにANTA0.5%と中国ブランドが進出している。
一方、日本人の足の形に合うと言われる「日本ブランド」だが、Bリーグ選手のシューズブランドシェアはやはりナイキがトップで約60%、日本ブランドのアシックスが2位だが意外と少ない約20%、もう1つの日本ブランド、ミズノは約3%。となっている