破竹の勢いでB3からB1へと上り詰め、今シーズンは主力を残しつつも7名の新加入選手を迎え、B1仕様となった。昨シーズンより激戦が予想される西地区においてB1残留なるか、3年目のライジングゼファー福岡をピックアップ!!
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目次
【ライジングゼファー福岡チームデータ】
・クラブ名の由来
「ゼファー」とはギリシャ神話に出てくる「西から吹く風」の神。ライジングは、「雷神」と、雷の神様という意味す。その二つを掛け合わせることで「風神」「雷神」がそろい踏みになり勝利を呼び込むようにと願いが込められている。
・ホームアリーナ 「福岡市民体育館」
・マスコット 「神 (ジン) くん」
・2017-18シーズン結果 「47勝13敗(B2西地区1位)」
【ライジングゼファー福岡 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
0番・SF・194・95・遥 天翼〇
5番・PG・187・81・山下 泰弘
6番・SG・189・88・小林 大祐
8番・SF・190・88・薦田 拓也
10番・SF/PF・195・95・波多野 和也〇
11番・PF/C・208・108・エリック・ジェイコブセン
13番・PG・180・79・津山 尚大〇
15番・PF/C・202・95・青木 ブレイク〇
17番・C・216・104・ベンジャミン・ローソン〇
24番・PG・177・73・石谷 聡
31番・SG・183・83・城宝 匡史〇
34番・C・211・132・デクスター・ピットマン〇
41番・SF/PF・196・95・加納 誠也
HC 薄井 大樹(試合指揮 ボブ・ナッシュ)
予想スタメン
PG・山下 泰弘
SG・小林 大祐
SF・遥 天翼
PF・ベンジャミン・ローソン
C・デクスター・ピットマン
【ライジングゼファー福岡ニュース】
ベテラン司令塔・山下泰弘、スコアラー・小林大祐の地元ガードコンビ、薦田拓也、エリック・ジェイコブセンと主力組が契約継続。そのうえで、7人が新加入というまさにB1仕様となったライジングゼファー福岡。
bjリーグのレギュラーシーズンMVP・城宝 匡史と2015年のNBLオールスター選手・遥天翼のベテラン2人がともに新潟アルビレックスBBから。ブラジル出身のベテラン・波多野和也が島根スサノオマジックから。NBAでも優勝経験のあるデクスター・ピットマンとアメリカ出身の202センチ95キロで日本国籍を持つ青木ブレイクが富山グラウジーズから。地元・福岡大学附属大濠高校でインターハイと国体の2冠、ウィンターカップで準優勝を果たした期待の新人ポイントガード・津山尚大が琉球ゴールデンキングスから移籍加入。世代別イギリス代表の若手ビックマン・ベンジャミン ローソンが新規加入。選手個々の能力の高さ、そして経験値は保証済みだが、B1初挑戦、HCもシーズン序盤で交代と初めて尽くし。チームとしての機能が高まるには少し時間がかかることが予想される。
【KATSUもくポイント!】
福大大濠・福岡第一と強豪校が多く、比江島慎をはじめ優秀な選手を輩出しているバスケ大国の福岡。Bリーグ元年、ライジングゼファー福岡は「B3リーグ」に所属しており、28勝4敗の強さでB2昇格を決める。昨シーズンも勢いは止まらず、47勝13敗でB2西地区1位・全体2位でプレーオフ進出、ファイティングイーグルス名古屋に2連勝でセミファイナルを突破すると、前年B1の秋田ノーザンハピネッツ相手に逆転勝利を飾り、見事B2優勝。奇跡の2年連続昇格でB1参戦を決めた。島根スサノオマジックと西宮ストークスはどちらもB1参戦1年目でB2降格となっている。3年目のライジングゼファー福岡は昨シーズンより激戦が予想される西地区においてB1残留なるか刮目だ。