7月17から6日間、マカオ(マカオ東アジア大会ドーム)で開催されているSUMMER SUPER8(サマースーパー8)とは何なのか。今大会に日本から唯一参戦するのは、今シーズンB1に昇格し出場権を得たライジングゼファー福岡。対戦相手、初日の中国・広州ロングライオンズ、18日の韓国・ソウル三星サンダースの結果もあわせてピックアップ。
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昨年は「The Super 8(スーパー8)」という名称でアジアリーグリミテッド(以下、アジアリーグ)が開催し、日本からは千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスが出場したこの大会。2年目となる今回はFIBA(国際バスケットボール連盟)の公認大会となり、7月に「サマースーパー8」、9月に「THE TERRIFIC 12(テリフィック12)」の2つのトーナメントが用意されている。
目次
【2017年のThe Super 8の最終順位】
1位:千葉ジェッツふなばし(日本)
2位:浙江ライオンズ(中国)
3位:高陽オリオンズ(韓国)
4位:琉球ゴールデンキングス(日本)
浙江ライオンズ(中国)との決勝を83-73で勝利、5勝0敗の成績を残した千葉ジェッツが全8チームの頂点に立ち、「The Super 8」初代王者に。また、ベスト5には、富樫勇樹、ギャビン・エドワーズ、ハッサン・マーティンが選出された。
【アジアリーグとは】
アジアリーグは、アジア圏にあるバスケットボールクラブのためのFIBA認定のオフシーズン競技会のプラットフォーム。ABL(アセアン)、CBA(中国本土)、Bリーグ(日本)、 KBL(韓国)、 PBA(フィリピン)、SBL(中国台湾)リーグ所属のクラブを通じてアジア全体のレベルアップ、また、コーチや審判の育成、視聴者に向けてのエンターテインメント性などバスケットボールを取り巻く環境の活性化を目的としている。
【サマースーパー8とは】
アジアリーグ主催のサマースーパー8にはアジアの8つのトップチーム(中国本土=2チーム、 韓国=2チーム、フィリピン=2チーム、日本=1チーム、 中国台湾=1チーム)が7月17日から22日までの間、優勝を目指してマカオドームに招集される。このイベントでは外国籍選手はプレーしない。グループステージでは4チームずつ2グループに分かれ、グループ内でそれぞれのチームと対戦。予選の各グループから選出される上位2チームは準決勝に進み、上位2チームは優勝決定戦、 準決勝敗退チームは3位決定戦を行う。大会期間中には FIBA 認定の「コーチ講習会」と「FIBA エリートレフェリーデベロップメントキャンプ」 の2つのプログラムも同時開催される。
【テリフィック12とは】
アジアリーグのテリフィック12は中国3チーム、日本3チーム、韓国2チーム、フィリピン2チーム、台湾2チームのアジアトップ12チームが参加。9月18日より23日までマカオのStudio City’s Event Centerでアジアリーグのテリフィック12チャンピオンを競い対決。各チームは2名の外国籍選手が出場可能。
グループステージでは、3チームずつ4グループに分かれ、それぞれグループ内でチームと対戦。各グループからの上位1チームはトーナメント方式の準決勝に進み、勝った2チームがテリフィック12の決勝戦に進み、他のチームは3位決定戦を行う。また、エンターテインメント性のある、コンサート、スリーポイントや技能コンテストを行うアジアリーグオールスターチャレンジというイベントもある。
【サマースーパー8出場クラブ】
(中国)
・広州ロングライオンズ
・新疆フライングタイガース
(韓国)
・ETランドエレファンツ
・三星サンダース
(フィリピン)
・ブラックウォーターエリート
・NLEXロードウォーリアーズ
(台湾)
・フォルモサドリーマーズ
(日本)
・ライジングゼファー福岡
【ライジングゼファー福岡試合日程(日本時間)】
・グループステージ
17日22:00 vs広州ロングライオンズ(中国)62-68 敗戦
18日18:00 vsソウル三星サンダース(韓国)63-68 敗戦
19日16:00 vsブラックウォーターエリート(フィリピン)未定