ホットワードをわかりやすく!注目の記事 PICK UP!

ステフィン・カリー キャリア編 ゴールデンステート・ウォリアーズ

2018年9月10日~12日の3日間、2015年の夏以来、2度目の来日となるカリーの日本訪問。現在NBAを2連覇中のゴールデンステート・ウォリアーズを率いるステフィン・カリーはどのようにキャリアを積み上げてきたのか。前回の「パーソナル編」に続き、「キャリア編」でもピックアップ。
(下へ)

【ステフィン・カリーの学生時代】

ノースカロライナ州のシャーロット・クリスチャン高校に入学、彼は在学中チームを3回プレーオフに導き、カンファレンス優勝を3回果たした。またカンファレンス及び州のオールチームにも選ばれた。地元のデビッドソン大学に進学した。2006-07シーズンの1年目はサザン・カンファレンストップの平均21.5得点、NCAAの1年生3ポイントシュート成功数新記録である113本目の3ポイントシュートを成功させ、デビッドソン大学を29勝5敗でサザン・カンファレンス優勝へ導き、自身も新人王やトーメントMVPに輝いた。2007-08シーズン、カンファレンス内の対戦では20戦全勝を果たし、3年連続NCAAトーナメント出場を決め、前年のトーナメントでファイナル4に残ったジョージタウン大学を撃破を含めエリート8に進出。NCAAオールアメリカンセカンドチームに選出される。2008-09シーズンはNCAAトーナメント出場はならなかったものの、ステフィン・カリー自身は平均28.9得点を記録し、NCAAオールアメリカンのファーストチームに選ばれた。3年生終了後、2009年のNBAドラフトにアーリーエントリーを宣言。高校の最終学年当時、身長が183cmでメジャーカンファレンスに所属する大学からの奨学金オファーを受けることができなかったが191cmまで成長していた。

【NBAでのキャリア】

2009年のNBAドラフトにおいて、ゴールデンステート・ウォリアーズから全体7位指名を受けた。
ルーキーイヤーである2009-10シーズン。オールルーキーファーストチームに選出され、月間最優秀新人賞を3回受賞するもタイリーク・エバンスに次ぐ投票2位となり新人王は逃した。
怪我明けの2012-13シーズン。ゴールデンステート・ウォリアーズと4年4400万ドルの契約延長を果たした。ニューヨーク・ニックス戦で歴代3位の記録である54得点をあげる。また、47勝35敗でキャリア初のプレイオフ出場を果たす。
2013-14シーズン、NBAオールスターゲームではファン投票でスターター、そしてオールNBAセカンドチームに選ばれた。ゴールデンステート・ウォリアーズが王者として歩み始めたこの年、ステフィン・カリーもNBAオールスターゲームで全選手最多の投票を集める。3年連続出場、レギュラーシーズンの好調のままに臨んだプレーオフ、NBAファイナルでイースタン・カンファレンス王者クリーブランド・キャバリアーズとを撃破し、1975年以来40年振りのNBAチャンピオンに導いた。ステフィン・カリーも初のMVPを受賞した。
2015-16シーズンはレギュラーシーズン73勝9敗とNBA記録を更新し、順調にプレーオフに進出するが前年度MVPプレイヤーとして執拗なディフェンスに苦しめられ、ケガに泣かされる。辛くもNBAファイナルに進出するが前年同様クリーブランド・キャバリアーズと対戦、接戦のうえ敗れてしまう。しかし、ステフィン・カリー自身は、得点王、スティール王、402本の3ポイントシュートなど、記録づくめとなり、NBA史上初の満票でのMVを獲得。2年連続MVP受賞となった。
2016-17シーズン、2017年NBAオールスターに4年連続で選出され、2年連続で先発。チームはリーグ首位の67勝15敗で終え、カンファレンスプレーオフも問題なく12戦全勝、3年連続のクリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナルではリベンジに成功し、2度目のNBAチャンピオンに輝いた。ステフィン・カリー自身はオールNBAチームセカンドチームに選出され、シーズン終了後、ゴールデンステート・ウォリアーズと5年2億100万ドルの再契約に合意。
2017-18シーズン、チーム史上初となる5年連続でのオールスター出場。チームキャプテンとなり、オールスター初となるオールスタードラフトでチーム・ステフィン(対するはチーム・レブロン)を構成した。レギュラーシーズン、ユタジャズに最終戦で大敗(79-119)を喫するが58勝24敗で終了。プレーオフ進出もステフィン・カリーがひざの負傷により、セカンドラウンドまで欠場、ヒューストン・ロケッツに追い詰められながらも、NBAファイナルに勝ち進んだ。ファイナルの相手、因縁のクリーブランド キャバリアーズに4連勝を納め、4年間の中で3回目、2連覇に輝いた。

【人格者・ステフィン・カリー】

「I can do all things」(なんでもできる)を信条とし、前回の来日では「お前のサイズや技術ではこれが限界だと言われようとも、自分で高い目標を設定して、そこに向かって突き進むんだ。」とアドバイスを送ったステフィン・カリー。今回の来日では何を伝えてくれるのか。

関連記事

  1. スペイン戦 バスケ 女子日本代表

    スペイン戦 バスケ 女子日本代表 ワールドカップ2018 惜敗

  2. 小野龍猛 千葉ジェッツ

    小野龍猛 千葉ジェッツ・キャプテン

  3. wintercup2018

    ウインターカップ2018 出場校・組み合わせ決定

  4. アジア 女子 日本代表 銅

    アジア大会2018 バスケ女子日本代表 4大会連続の銅メダル

  5. 八村塁 日本一NBAに近い男 ドラフト上位指名なるか

  6. FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2018

    FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2018 準決勝進出

  7. 岸本隆一 琉球ゴールデンキングス#14

  8. 大阪エヴェッサ Bリーグ 2018-19

    大阪エヴェッサ Bリーグ 2018-19シーズンデータ

  9. 渡邊雄太 サマーリーグ

    渡邊雄太 サマーリーグを終え一時帰国発表

最近の記事

  1. コービー・ブライアント
  2. 第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019
  3. Bリーグ プレーオフ
  4. ワールドカップ予選 組み合わせ コービー

おすすめ記事

  1. コービー・ブライアント
  2. ワールドカップ2019 最終戦 日本代表 アカツキファイブ
  3. 日本代表 アカツキファイブ
  4. FIBAWC2019
  5. クレイ・トンプソン
PAGE TOP