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アジア競技大会2018 バスケ男子日本代表 残された8人 決死の香港戦

アジア大会 男子 香港戦

4人の選手を欠き、残された8人での試合となった香港戦。FIBAランキングでは圧倒的上位の日本代表だが、タイムシェア(選手交代を繰り返しながら戦力を落とさずに試合を続ける戦術)が当たり前の現代戦で、12人の香港に対し8人の日本代表。さらに日本代表をポジション別に見れば、シューティングガードとパワーフォワードは1人ずつしかいない。怪我はもちろん、ファウルトラブルがあれば試合が壊れてしまう可能性もある。しかし、予選突破のため、名誉のため、勝つしかない日本代表。残された8人の崖っぷちの戦いをピックアップ。
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【香港代表の要チェック選手】

Shiu Wah Leung #9
渡邊雄太・馬場雄大が出場した、2012年アジアU18選手権男子では3ポイント成功率47.8%で堂々1位の活躍を見せた。191センチ95キロ。24歳。香港の次世代エース。

【男子日本代表メンバー8人】

#3 辻直人(SG / 川崎ブレイブサンダース)
#4 中村太地(PG / 法政大学)
#8 太田敦也(C / 三遠ネオフェニックス)
#9 ベンドラメ礼生(PG / サンロッカーズ渋谷)
#27 熊谷尚也(SF / 大阪エヴェッサ)
#32 シェーファー アヴィ幸樹(C / ジョージア工科大学)
#65 玉木祥護(PF / 筑波大学)
#88 張本天傑(SF / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

【予選最終戦・日本代表VS香港代表 試合詳細】

日本代表のスターティングは、辻直人、太田敦也、ベンドラメ礼生、熊谷尚也、張本天傑の5人。

第1クォーター、張本天傑、そして、「頭では集中しないといけないと思ったが、普段は出ないミスが出た」と語った辻直人が連続してシュートを落とし、香港代表に先制点を奪われる。続いて、ベンドラメ礼生がシュートを外すも、この試合1番の活躍を見せるキャプテンの太田敦也。オフェンスリバウンドを取り、辻直人が初得点を決める。この試合の日本代表は、残り3分43秒、同点に追いつく3ポイントシュートをベンドラメ礼生が決めるが、その他はほとんどがインサイドからのシュート、ファウルをもらってのフリースロー。とにかく走る、体を張る、徹底的なインサイド勝負。22-19で第1クォーター終了。

第2クォーター、香港の次世代エース・Shiu Wah Leungが牙をむく。開始早々3ポイントシュートを決め同点とされる。ベンドラメ礼生、張本天傑が2ポイント、3ポイントとシュートを決めるも、Shiu Wah Leungが2ポイント、3ポイントと決め返す。残り3分33秒、ついに香港代表に34-36と逆転を許す。しかし、キャプテン・太田敦也がフリースローを決め、再度同点。残り1分、40-38、日本代表タイムアウト。リードして折り返したい日本代表、香港代表のレイアップを張本天傑がブロック、玉木祥護がファンブルしかけるも、意地で今日唯一の得点を決め切る。ラスト1秒でShiu Wah Leungに3ポイントシュートを決められるも、42-41と辛くもリードして前半終了。

第3クォーター、残り8分14秒、44-47と再度香港代表にリードを許す。しかし、日本代表は張本天傑が気を吐く。シュートを外しても自らリバウンドを取りディフェンスに囲まれながらもバスケットカウントをゲット、さらに絶妙ステップでのレイアップと、立て続けに5点を稼ぎ、香港代表はたまらずタイムアウト。その後も一進一退のゲームが続くが、残り1分40秒、中村太地が相手の死角から上手くスティールを成功させ、ワンマン速攻、63-56とここまでで最大の7点差。1分を切ったところでの、辻直人の3ポイントシュート、ラスト2秒でベンドラメ礼生が放ったロングレンジの3ポイントシュートが決まり、70-61と9点差でファイナルクォーターへ。

第4クォーター、これまでのクォーターと同じく、香港代表に先手を取られる。2連続の3ポイントシュートを決められ、70-67と3点差に詰められ、日本代表、早々にタイムアウトを取らされる。熊谷尚也、太田敦也が得点を重ねるが、残り4分、またも、Shiu Wah Leungに3ポイントシュートを決められ、77-77と追いつかれる。さらに、Shiu Wah Leungが2ポイントを沈め、逆転を許すも、残り3分、コートに戻った辻直人が起死回生の3ポイントシュートを決め、1分を切ったところで辻直人からベンドラメ礼生へのアリウープも決まり、86-82。香港代表がタイムアウトを取り、最後の攻勢に出る。人数が少ない分、1人あたりの出場時間が長く体力面で不利であった日本代表だが最後まで足を止めず守り切る。最終スコア88-82で予選最終戦を勝利で飾った。

【スタッツからみる香港戦】

香港の次世代エース・ 9番Shiu Wah Leungは驚きの35得点と両チーム合わせてのハイスコア。3ポイント成功率は53.8%を記録。日本代表は太田敦也が19得点10リバウンドとダブルダブル達成、日本代表キャプテンとしての責任を数字で残した。続いて、張本天傑も17得点、最長出場時間はベンドラメ礼生の34分15秒とほぼフル出場となった。

予選成績2勝1敗、グループ2位以上で決勝ラウンド進出となるが、結果は予選最終戦25日のカタール対チャイニーズ・タイペイ戦次第となる。

【追記・バスケ男子日本代表・予選突破】

8/25、チャイニーズ・タイペイがカタールに最終スコア83-70で勝利。日本代表は予選2位で予選を突破した。
グループC予選ラウンド 最終順位表
1位 チャイニーズ・タイペイ:3勝0敗(勝ち点6)
2位 日本:2勝1敗(勝ち点5)
3位 カタール:1勝2敗(勝ち点4)
4位 香港:0勝3敗(勝ち点3)

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