Bリーグ初年度にB2降格、昨シーズンは破竹の勝率9割。3年目の今シーズン、チームの半分以上を入れ替え、3年目の今シーズン、チームの半分以上の選手を入れ替え、B1へのリベンジ体制を整えた秋田ノーザンハピネッツをピックアップ。
(下へ)
目次
【秋田ノーザンハピネッツチームデータ】
・クラブ名の由来
「秋田ノーザンハピネッツ」は、クラブに関わるすべての人々と幸せを共有できるような存在でありたいという願いのもと命名。市民クラブの先駆けであるラグビートップイーストリーグ所属の「秋田ノーザンブレッツR.F.C」と同じ「ノーザン」を冠することで『スポーツを通じて秋田を元気にしていきたい!』という想いを共有し、地域の人々に愛されるクラブづくりを目指す。
・ホームアリーナ 「CNAアリーナ★あきた」
・マスコット 82番「ビッキー」
・2017-18シーズン結果 「B2・54勝6敗(東地区1位)B2プレーオフ準優勝」
・2018-19 チームスローガン 「Vamos! やってやろう。」ひとりひとりが、ひとつひとつ常に全力で。 何にも恐れることなく、やってやろう。
【秋田ノーザンハピネッツ 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
7番・SF/PF・200・99・野本建吾〇
8番・SG・182・80・下山大地〇
9番・SF・189・85・白濱僚祐
13番・PG・174・72・成田正弘〇
15番・PF・192・92・下山貴裕〇
17番・PG/SG・182・82・中山拓哉
24番・SG/SF・188・87・保岡龍斗
28番・C・203・111・ニカ ウィリアムス〇
33番・PG/SG・185・80・俊野達彦〇
34番・PG・183・73・小野寺祥太
40番・PF/C・201・120・ジャスティン キーナン〇
43番・PF/C・206・114・カディーム コールビー
55番・PF/C・201・105・谷口大智
HC ジョゼップ クラロス
予想スタメン
PG・俊野達彦
SG・中山拓哉
SF・白濱僚祐
PF・カディーム コールビー
C・ジャスティン キーナン
【秋田ノーザンハピネッツニュース】
何と新加入選手が7人、チームの半分以上を入れ替えた新生・秋田ノーザンハピネッツ。川崎ブレイブサンダースから移籍加入の日本代表レベル・野本建吾。B2からは、前愛媛オレンジバイキングスでもキャプテンを務め、移籍1年目のハピネッツでもキャプテンに就任した俊野達彦。前青森ワッツ所属、屈指の3ポイントシューター・下山大地。同じく、前青森ワッツ所属、パワーフォワード・下山 貴裕。前ファイティングイーグルス名古屋所属のスピードスター・成田 正弘。外国籍枠として、香川ファイブアローズ、愛媛オレンジバイキングスと渡り歩き、昨シーズンのB2フィールドゴール率王に輝いたニカ・ウィリアムス。海外からの移籍は、アメリカ出身、中南米で活躍し、アーリーカップでも2試合で59得点と内外どちらも打てるスコアラーのジャスティン・キーナンを獲得。アーリーカップ2018東北では決勝で仙台89ERSに破れるも、準優勝と上々。ディフェンスからの全員バスケを徹底するペップHCのもと、新旧メンバーの連携を上げ、激戦地・東地区の台風の目となれるか。
【KATSUもくポイント!】
秋田県はかつて田臥勇太が所属し、高校バスケ全国タイトル最多を誇る秋田県立能代工業高等学校を抱え、バスケ愛が非常に深い地域として知られる。そんな地域ならではの「日本一熱い」と言われるノーザンハピネッツブースターは「クレイジーピンク」と呼ばれている。しかし、クレイジーピンクとノーザンハピネッツはBリーグ初年度、涙をのむ。B1の全体16位で残留プレーオフに臨み、横浜ビー・コルセアーズ相手に2点差でリード「残留まであと1秒」というところで、横浜・川村卓也の劇的なスリーポイントシュートが決まり敗戦、B2降格が決定した。だが、、B2降格後、元メキシコ代表監督のジョゼップ・クラロスのもと、高い位置から相手にプレスを全員に徹底させ、とにかく足を使うディフェンスを敷いた。結果、スティール率が平均チームの約2倍になり、得点力も高まった。格の違いを見せたノーザンハピネッツは54勝6敗、勝率9割という文句なしの結果でB2東地区を制し、熊本ヴォルターズとのプレーオフ準決勝も2連勝、プレーオフ決勝はライジングゼファー福岡に惜敗するも1年でのB1復帰を果たし、クレイジーピンクは歓喜に沸いた。3年目も全クラブがうらやむクレイジーピンクの声援に刮目したい。