8月5日から11日にかけてタイのバンコクで「FIBA U18 アジア選手権大会2018」開催される。前回の「FIBA U18 アジア選手権大会2016」では26年ぶりの決勝進出を果たし、イランに敗退するも堂々2位で「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2017」」に参戦。アジア選手権大会で培ったチーム力に八村塁、シェーファーアヴィ幸樹の活躍も合わさり、予選を見事突破、スペイン代表相手に善戦し、世界に衝撃を与えた。今回のU18男子日本代表をピックアップ。
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目次
「FIBA U18 アジア選手権大会2018」
【開催地】
タイ・バンコク
【出場国】
・グループA:インドネシア、イラン、日本、カザフスタン
・グループB:中国、レバノン、フィリピン、アラブ首長国連邦
・グループC:オーストラリア、バーレーン、ニュージーランド、タイ
・グループD:チャイニーズ・タイペイ、インド、韓国、シリア
【競技方法】
・各グループ、1回戦総当たり戦のグループラウンドを行う。
・各グループ上位3チームが決勝トーナメントに進出。
各グループ1位は、直接ベスト8に進出。2、3位はベスト8進出決定戦を行う。
・1~8位については、順位決定戦を行う。
・上位4チームに「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2019」の出場権が与えられる。
【予選ラウンド・結果】
予選ラウンド初日 日本 88-40 カザフスタン 勝利
予選ラウンド2日 日本 86-53 インドネシア 勝利
予選ラウンド最終 日本 64-71 イラン 敗戦
予選グループではイラン、カザフスタン、インドネシアと同組に入った日本。予選1位を抜けると直接ベスト8になるため1日の休養日があり有利に大会を進められる。2連勝し、宿敵イランと対戦、1位突破を狙うも惜敗。グループA・2位で決勝トーナメントに進出。まずはベスト8進出決定戦をレバノンと戦うことに。
【決勝トーナメント・結果】
ベスト8進出決定戦 日本 85-67 レバノン 勝利
準々決勝 日本 52-88 オーストラリア 敗戦
レバノン戦、日本代表は富永啓生が4本の3ポイントを含む28得点、松崎裕樹が17得点で攻撃をけん引しベスト8へ進出。勝てばベスト4、来年の「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2019」の出場権獲得できる運命のオーストラリア戦。レバノン戦と同じく松崎裕樹(福岡第一高校)、結城智史(土浦日本大学高校)、三谷桂司朗(広島皆実高校)、中田嵩基(福岡大学附属大濠高)、中村拓人(中部大学第一高校)の5人で試合に臨んだ。
富永啓生がチーム最多の16得点をマークするも、チーム2ポイント成功率が34%と低迷する中、インサイドを完全支配され、リバウンド数も日本代表25本に対し、オーストラリア代表58本と圧倒的な差が開き、完敗。惜しくも「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2019」出場権を逃した。
【選抜選手】
半澤 凌太 (SF / 筑波大学 1年)
松崎 裕樹 (SF / 福岡第一高等学校 3年)
飯尾 文哉 (SG / 洛南高等学校 3年)
中田 嵩基 (PG / 福岡大学附属大濠高等学校 3年)
金田 龍弥 (SF / 大阪学院大学高等学校 3年)
浅井 修伍 (PF / 福岡大学附属大濠高等学校 3年)
富永 啓生 (SG / 桜丘高等学校 3年)
中村 拓人 (PG / 中部大学第一高等学校 3年)
結城 智史 (PF / 土浦日本大学高等学校 2年)
河村 勇輝 (PG / 福岡第一高等学校 2年)
三谷 桂司朗 (PF / 広島皆実高等学校 2年)
横地 聖真 (SF / 福岡大学附属大濠高等学校 2年)
【スタッフ】
ヘッドコーチ吉田裕司 (洛南高等学校)
アソシエイトヘッドコーチ ロイブル トーステン (JBA)
アシスタントコーチ 佐藤 光壱 (さいたま市立大宮北高等学校)
アシスタントコーチ 上田 康徳 (三遠ネオフェニックス)
トレーナー 高橋 基樹 (専修大学)
チームドクター 山口 玲 (稲波脊椎?関節病院)
マネージャー 古海 五月 (JBA)
テクニカルスタッフ 荒川 哲史 (JBA)
通 訳 本永 昌生 (JBA)