「走るバスケ」を掲げ、攻守の切り替えが早く、フィニッシャーであるジャスティン・バーレル、クレイグ・ブラッキンズの豪快なダンクと魅せるバスケの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。1年目全体11位、2年目全体8位と順当に成績を上げてきている3年目は「若さと機動力」でタイトルを狙う。名古屋ダイヤモンドドルフィンズの2018-19シーズンをピックアップ!
目次
【名古屋ダイヤモンドドルフィンズチームデータ】
・クラブ名の由来
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、名古屋市内にある三菱電機株式会社のバスケットボール部を母体とした約65年の歴史を持つクラブ。
「ダイヤモンドドルフィンズ」には、水の中を泳ぐイルカのようにコートを走り、そして、ダイヤモンドのように強く光り輝くという意味を込められている。
・ホームアリーナ 「ドルフィンズアリーナ」
・マスコット 「ディー・ディー」
・2017-18シーズン結果 「31勝29敗(中地区2位)」
・2018-19チームスローガン 「DO,RED.」
【名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
0番・PG・178・77・小林 遥太〇
2番・PF・192・104・マーキース・カミングス〇
3番・SG/SF・188・83・満田 丈太郎〇
6番・PF・191・94・菊池 真人〇
8番・SF/PF・197・100・張本 天傑
9番・SG・190・89・安藤 周人
12番・SG・191・80・中東 泰斗
13番・PG・175・75・笠井 康平〇
18番・SG/SF・188・85・中務 敏宏
21番・PG・180・77・笹山 貴哉
24番・PF/C・204・111・ジャスティン・バーレル
34番・PF/C・208・116・クレイグ・ブラッキンズ
HC 梶山信吾
予想スタメン
PG・笹山 貴哉
SG・中東 泰斗
SF・張本 天傑
PF・クレイグ・ブラッキンズ
C・ジャスティン・バーレル
【名古屋ダイヤモンドドルフィンズニュース】
柏木真介、船生誠也、藤永佳昭、大宮宏正、ジェロウム・ティルマンがクラブを去り、期待の新人シューティングガード・安藤周人、元NMB48の岸野里香と結婚した中東泰斗(なかひがしたいと)、シュート力にも定評がある笹山貴哉、日本代表にも選出されるスコアラー・張本天傑、機動力を兼ね備えた外国籍選手ジャスティン・バーレル&クレイグ・ブラッキンズが契約継続。
横浜ビー・コルセアーズで2シーズンプレーしていた満田丈太郎、これまた機動力を持つウイングプレーヤーであるマーキース・カミングス、笹山貴哉を故障で欠いていたアーリーカップ東海大会で十分に穴を埋めた小林遥太、笠井康平の両ポイントガード、強いフィジカルを持つパワーフォワード菊池真人が新規加入。
「若さと機動力」というわかりやすいコンセプトを前面に押し出した名古屋ダイヤモンドドルフィンズは映画監督の堤幸彦氏が演出するホームゲームで「魅せるバスケスタイル」が出来るチーム構成となった。
【KATSUもくポイント!】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは1950年三菱電機名古屋製作所にて創部された伝統あるクラブ。全国タイトルは三菱電機時代に5回を数える強豪だ。しかし、B1初年度は主力選手のジャスティン・バーレルや石崎巧、鵜沢潤が相次いで負傷するなどトラブルが相次ぎ、シーズン途中で失速、27勝33敗と負け越し西地区4位全体11位でチャンピオンシップ出場ならず。昨シーズンは中地区に移動。同じ愛知県をホームとするシーホース三河、三遠ネオフェニックスと同地区に。笹山貴哉がアシストにスティールにと大活躍。31勝29敗で中地区2位全体8位で初のチャンピオンシップ出場。しかし、クォーターファイナル第3戦で、琉球ゴールデンキングスに屈した。順当に成績を上げている名古屋ダイヤモンドドルフィンズの3年目はアリーナ名を取得し、映画監督の堤幸彦氏を演出に迎え、「走るバスケ」を掲げ、エンターテイメント性を追求。実績面でも9月上旬のアーリーカップ東海では、三遠ネオフェニックスやシーホース三河を下して「初タイトル」を獲得。所属地区が西地区に戻り、昨シーズンのリベンジの相手、琉球ゴールデンキングスと同地区になった。西地区を見ると琉球ゴールデンキングスに対抗できるのは名古屋ダイヤモンドドルフィンズのみ。昨シーズンのリベンジを果たし、地区優勝を飾れるか、そして、昨シーズンのクォーターファイナルを超えることができるか刮目だ。