1次予選をギリギリで突破し、まだまだ続く、2020年東京オリンピックに向けた負けられない戦い「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」に立ち向かう日本代表予備登録メンバー24人が発表された。メンフィス・グリズリーズと2WAY契約した渡邊雄太、日本の希望・八村塁、オーストラリアのブリスベン・バレッツ所属となった比江島慎、アジア競技大会で躍動した大学生・中村太地などなど、日本史上最強を思わせる顔ぶれとなった。そこに名を連ねたポートランド大学の新星・渡辺飛勇をピックアップ‼
【渡辺飛勇】
名前:渡辺飛勇(わたなべ ひゆう)
生年月日:1999年12月23日
出身:ハワイ・ワイマナロ
身長:207cm
体重:106kg
ポジション:センター
経歴:ハワイ・イオラニスクール→ポートランド大学
アメリカ人の父・マシュー・ホグランドさんと日本人の母・渡辺さねさんの間にハワイで生まれ、ハワイ育ち。本名「ヒュー・ワタナベ・ホグランド」
アメリカンフットボールのサンフランシスコ49ersで活躍した祖父を持つ。
アジア競技大会でも活躍したシェーファーアヴィ幸樹の205cmを超える207cmの身長とバレーボールで鍛えたジャンプ力はスタンディングで32インチ(81cm)、ワンステップで36インチ(91cm)でリバウンドとブロックショットを武器とする日本待望のビッグマン。
【渡辺飛勇の今後】
身体能力の高さは折り紙付きだが、中学2年からバレーボールに転向していたため、本格的なバスケの経験が浅く、体の幅はあるものの筋力がない渡辺飛勇。しかし、NCAAディビジョン1のポートランド大にスカラシッププレイヤー(奨学金ありの招待選手)として入学。1年目はレッドシャツ(試合出場登録なしの練習生)として日々、自分より体格の良いチームメイトとしのぎを削っている。
足首のリハビリが長引いている大黒柱・ニック・ファジーカス。33歳のベテラン竹内譲次と太田敦也。大学(ジョージア工科大学)の都合で今回は招集されていないシェーファーアヴィ幸樹。未来のインサイドを担う渡辺飛勇に期待が高まる。
【FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window4 日本代表予備登録メンバー】
アイラ・ブラウン(琉球ゴールデンキングス)
太田敦也(三遠ネオフェニックス)
竹内譲次(アルバルク東京)
ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)→ベストマッチ ニック・ファジーカス
古川孝敏(琉球ゴールデンキングス)
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)→篠山竜青 熱い司令塔
辻直人(川崎ブレイブサンダース)
鎌田裕也(川崎ブレイブサンダース)
比江島慎(ブリスベン・バレッツ)→比江島慎が移籍するNBLブリスベン・ブレッツ
熊谷尚也(大阪エヴェッサ)
宇都直輝(富山グラウジーズ)
田中大貴(アルバルク東京)→田中大貴 アルバルク東京#24
西川貴之(シーホース三河)
張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)
渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)→渡邊雄太 日本人2人目のNBAプレイヤーは誕生するか
馬場雄大(アルバルク東京)
中村太地(法政大学)
平岩玄(東海大学)
八村塁(ゴンザガ大学)→八村塁 日本一NBAに近い男
渡辺飛勇(ポートランド大学)
田中力(IMGアカデミー)→田中力 次世代日本代表・司令塔 アメリカIMGアカデミー挑戦
八村阿蓮(東海大学)
(24名)