ワールドカップ2019出場に向け負けられない試合が続く、バスケ日本代表・アカツキファイブ。
日本のホームゲーム2連戦となるカタール戦(11/30)、カザフスタン戦(12/3) が、いずれも富山市総合体育館にて開催される。日本代表候補選手(予備登録メンバー)24名は以下のとおりで、最終メンバー12名の決定は、予備登録メンバー24名から各試合の前日夜、代表者会議終了後の発表となる。
目次
【FIBA バスケットボールワールドカップ 2019 アジア地区 2次予選 Window5 予備登録メンバー】
(24名)
アイラ・ブラウン(琉球ゴールデンキングス)
太田敦也(三遠ネオフェニックス)
竹内公輔(栃木ブレックス)
竹内譲次(アルバルク東京)
ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)
古川孝敏(琉球ゴールデンキングス)
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)
辻直人(川崎ブレイブサンダース)
満原優樹(サンロッカーズ渋谷)
鎌田裕也(川崎ブレイブサンダース)
比江島慎(ブリスベン・ブレッツ)
アキ・チェンバース(千葉ジェッツ)
熊谷尚也(大阪エヴェッサ)
市岡ショーン(レバンガ北海道)
宇都直輝(富山グラウジーズ)
田中大貴(アルバルク東京)
西川貴之(シーホース三河)
張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
高橋耕陽(滋賀レイクスターズ)
渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)
馬場雄大(アルバルク東京)
【Window5日程】
・11月30日19:00 試合開始予定(@富山市総合体育館)
日本代表vsカタール代表
・12月3日19:00 試合開始予定(@富山市総合体育館)
日本代表vsカザフスタン代表
【Window5からの招集選手】
竹内公輔(栃木ブレックス)
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
高橋耕陽(滋賀レイクスターズ)
市岡ショーン(レバンガ北海道)
アキ・チェンバース(千葉ジェッツ)
満原優樹(サンロッカーズ渋谷)
【かつもくポイント!前回との違いと不安要素】
変更点としては、前回招集された、中村 太地 (PG / 法政大学)、平岩 玄 (C / 東海大学)、渡辺 飛勇 (PF/C / ポートランド大学)、田中 力 (SF / IMGアカデミー)、八村 阿蓮 (PF / 東海大学)の学生陣は招集されず、Bリーグからの招集が目立った。
ガード陣では、名古屋ダイヤモンドドルフィンズから、古川孝敏、辻直人に次ぐ、次世代のスリーポイントシューター・安藤周人と、千葉ジェッツから190センチと高さもあり、スティールをはじめとするディフェンス・3ポイントシュートも打てるオフェンス、日本人の母を持ち日本国籍のアキ・チェンバース。
フォワード陣では、レバンガ北海道から198センチ96キロのパワーフォワード、日本国籍を選択したアメリカ帰りの超イケメン・市岡ショーンと、サンロッカーズ渋谷から198センチ102キロのパワーフォワード、肉体改造を終え素早さを増した・満原優樹。さらに、代表復帰で、弟・竹内譲次とダブル選出となった栃木ブレックス・竹内公輔。個人的には金丸晃輔の代表復活を期待していたがハーフコートバスケメインのシーホース三河とトランジションの早いバスケを目指す日本代表の違いは大きかったのか。
不安要素としては、NBA選手となった渡邊雄太・NCAAで大活躍の八村塁は予備選手に登録されているが試合には招集されないことが決定している。また、移籍したブリスベン・ブレッツでの出場時間に恵まれない比江島慎と、リハビリ明けのニック・ファジーカスは試合勘が戻っているかに不安が残る。
【Window5の展望】
しかし、カタール代表(FIBAランキング62位)とカザフスタン代表(FIBAランキング70位)は日本代表(FIBAランキング49位)ともに格下。ホームということも考えればしっかりと勝ちを納めたい。
ワールドカップ2019に出場することが東京オリンピックの出場国枠獲得への条件とされていたが、FIBAにIOCから出場国枠の決定を前倒しする要請があり、今年の12月には男子日本代表に出場国枠が与えられるかの審議が行われると発表されている。出場国枠決定に向けて今回の2試合が最終アピールとなる。渡邊雄太・八村塁抜きの日本代表がどこまでやれるかをぜひアピールしてほしい。