チャンピオンシップ出場寸前だった1年目、残留プレーオフ寸前だった2年目、去年より接戦が予想される西地区において、走るバスケを掲げる伝統クラブ・大阪エヴェッサの3年目をピックアップ。
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目次
【大阪エヴェッサチームデータ】
・クラブ名の由来
七福神のお一人で商売繁盛の神様である「戎様」を大阪では親しみを込めて「えべっさん」とお呼びするところから、人情・笑い・商売の街大阪を活気づける存在であることを願い命名。
・ホームアリーナ 「おおきにアリーナ舞洲」
・マスコット 「まいどくん」
・2017-18シーズン結果 「24勝36敗(西地区4位)」
・2018-19チームスローガン 「Fight Together」
【大阪エヴェッサ 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
1番・SF・183・82・今野 翔太
2番・PG・175・75・長野 誠史〇
3番・SF・190・90・藤高 宗一郎
10番・PF/C・200・101・ファイ パプ 月瑠〇
15番・SF/PF・195・95・根来 新之助
17番・PG/SG・177・71・木下 博之
20番・PG/SG・183・77・合田 怜
22番・SF/PF・198・100・ジャマール・ソープ〇
25番・PF/CF・210・127・エグゼビア・ギブソン
27番・SF/PF・195・90・熊谷 尚也
32番・PG・170・73・畠山 俊樹〇
55番・PF/C・208・125・ジョシュ・ハレルソン〇
HC 穂坂健祐
予想スタメン
PG・畠山 俊樹
SG・木下 博之
SF・熊谷 尚也
PF・ファイ パプ 月瑠
C・ジョシュ ハレルソン
【大阪エヴェッサニュース】
大阪出身の大ベテラン・木下博之。アジア競技大会で活躍した熊谷尚也。昨シーズン平均17得点8.4リバウンドの活躍で再契約となったエグゼビア・ギブソン。去年、女子日本代表の栗原三佳と結婚した藤高宗一郎と続々と主力が契約継続。アジア競技大会中の問題で選手を一人欠いたものの、新たに加わった選手は5人。bjリーグ時代以来の復帰を果たした畠山俊樹に、新ルールで恩恵が大きい帰化選手であるファイ・パプ月瑠、大学4年次にはアシスト王と最優秀選手賞を獲得した期待の新人PG・長野誠史。次いで、ドイツやフィンランドなど主にヨーロッパのクラブでプレー経験のある元岩手ビッグブルズのジャマール・ソープが緊急加入。そして最大のトピックスは、Bリーグ初代ブロック王に輝き、2シーズンぶりに復帰となった元サンロッカーズ渋谷のジョシュ・ハレルソン。また、HCには昨季まで2シーズンに渡ってアシスタントコーチを務めていた穂坂健祐が33歳の若さで就任。複数のポジションをこなせる選手が多いチームとなった今シーズン、早い段階で元来の「走るバスケ」に合わせて、どこまで得点力のあるチーム作りができるかが上位進出のポイントか。
【KATSUもくポイント!】
大阪エヴェッサはbjリーグの初代チャンピオンという歴史あるクラブ。しかし、Bリーグ元年は28勝32敗で西地区3位全体9位、最終戦は琉球ゴールデンキングスとの直接対決となるが、2連敗を喫し、8位までがチャンピオンシップ出場のため、ぎりぎりのところで出場権を逃す。リベンジに燃える昨シーズンは主力選手の怪我もあり、24勝36敗で西地区4位全体14位、15位以下がB1残留プレーオフのため、今度はこちらをぎりぎりで回避。3年目の今シーズンは西地区連覇を狙う琉球ゴールデンキングス、東地区から移動してきた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、下克上のライジングゼファー福岡と、去年以上の接戦が予想される西地区において、初のチャンピオンシップ出場を果たせるかが刮目だ。