日本代表3人を擁し、オーナーがDeNAに移りと、コートの内外で注目が集まる川崎ブレイブサンダース。3年目の今シーズンは開幕カードを任され同じ優勝候補と目されながらも日本一を逃している千葉ジェッツとスタートを切る。念願のタイトル奪取へ戦いを挑む、新生・川崎ブレイブサンダースをピックアップ。
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目次
【川崎ブレイブサンダースチームデータ】
・クラブ名の由来
『ブレイブサンダース(BRAVE THUNDERS)』とは、最後まであきらめず勇敢に戦っている戦士を意味している。
・ホームアリーナ 「とどろきアリーナ」
・マスコット 「ロウル」
・2017-18シーズン結果 「41勝19敗(地区3位)クォーターファイナル敗退」
・2018-19チームスローガン 「Believe」
【川崎ブレイブサンダース 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
0番・PG・178・75・藤井祐眞
3番・SF・195・80・林翔太郎
4番・PG・181・83・青木保憲
7番・PG・178・78・篠山竜青
14番・SG・178・78・辻直人
15番・SG・187・85・谷口光貴
18番・PF/C・197・113・鎌田裕也
21番・PF/C・208・104・バーノン・マクリン〇
22番・C・210・111・ニック・ファジーカス
23番・SF/PF・198・95・ジュフバンバ
31番・SF/PF・201・100・シェーン・エドワーズ〇
33番・SF・190・90・長谷川技
HC 北卓也
予想スタメン
PG・篠山竜青
SG・辻直人
SF・シェーン・エドワーズ
PF・バーノン・マクリン
C・ニック・ファジーカス
【川崎ブレイブサンダースニュース】
日本代表でもキャプテンを務める熱い司令塔・篠山竜青。ウインターカップ個人最多得点を持つ攻撃型PG・藤井祐眞。復調を目指す3ポイントシューター・辻直人。リハビリからの復帰が望まれる最強の帰化選手・ニック・ファジーカスが続々契約継続。レギュレーション改正により、最強帰化選手のニック・ファジーカスと外国籍選手2人が同時にプレーできるというアドバンテージがある川崎ブレイブサンダース。その注目の外国籍選手はNBAデトロイト・ピストンズでプレイ経験があるバーノン・マクリン。NBAクリーブランド・キャバリアーズと10日間契約を結び2試合に出場したシェーン・エドワーズの2人を獲得。ニック・ファジーカスが入団を後押ししただけあって役割も明確。ニック・ファジーカス、バーノン・マクリン、シェーン・エドワーズの3人が出場するときはニックがセンター、マクリンがパワーフォワード、エドワーズがスモールフォワード。ニックが出場しないときはマクリンがセンター、エドワーズがパワーフォワードと柔軟にポジションチェンジできる期待のメンバーだ。
【KATSUもくポイント!】
オーナーが東芝からDeNAに移り、注目が集まる川崎ブレイブサンダース。横浜DeNAベイスターズの集客と収益を大きく改善させた実績があるだけに大きな変化があるかと思われたが「チーム名」「チームカラー」「主力選手」「スタッフ」に変更なし。1950年創部の伝統ある川崎ブレイブサンダースを引き継ぐこととなった。一方でマスコット、ロゴやアリーナ設備などは一新され、アリーナ内には早速、吊り下げ式の大型4面ビジョンがコート上に設置された。また、「年間来場者数30万人」を目指し5年をめどに1万人収容アリーナの構想もある。その目標達成に必須と言えるのは「タイトル獲得」である。毎年、優勝候補にあがり、Bリーグ初年度は、レギュラーシーズンを49勝11敗、中地区優勝、総合順位1位でチャンピオンシップ進出。クォーターファイナルでサンロッカーズ渋谷を、セミファイナルでアルバルク東京を撃破、しかしファイナルで栃木ブレックスに敗れ準優勝。2年目の昨シーズンは激戦地・東地区に移動、41勝19敗、東地区3位総合順位5位、ワイルドカードで連続チャンピオンシップ進出。クォーターファイナルで東地区1位の千葉ジェッツとあたり接戦のうえ敗退、優勝を逃している。3年目は中地区に再度移動となり、地区優勝は使命と言える。今季も勇敢な戦士たちの姿に刮目だ。