チャイニーズ・タイペイにて「第40回ウィリアム・ジョーンズカップ」が開幕。
7月14日チャイニーズ・タイペイ代表A、7月15日イラン代表、7月16日インドネシア代表と対戦した。FIBAランキングでは日本代表が49位に対しチャイニーズ・タイペイ代表が57位、イラン代表が25位、インドネシア代表が103位。
目次
【初日・57位チャイニーズ・タイペイ代表戦】
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、西川貴之(シーホース三河)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)、平岩玄(東海大学3年)、中西良太(熊本ヴォルターズ)がスターターに名を連ね、インサイドの調子がよく31-24で前半を折り返した。第3クォーター、去年のユニバーシアードで活躍しャイニーズ・タイペイの次世代司令塔と呼び声高いチェン・インジュンに攻められ50-51と逆転を許す。第4クォーターもチャイニーズタイペイにペースを握られる。コートに戻ったベンドラメ礼生が息を吐くが、67-74で終了。
【15日・25位イラン代表】
2日目は、初戦、リトアニア代表に76ー48と圧勝したイラン代表と対戦。スターターはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、西川貴之(シーホース三河)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)、中西良太(熊本ヴォルターズ)は変えず、平岩玄(東海大学3年)をシェーファーアヴィ幸樹だけ変更、格上相手にどこまでやれるかという試合だが開始3分でそのシェーファーアヴィ幸樹がパーソナルファウル3つでベンチへ下がるアクシデントが発生。15名のロスターのうち5名が2メートル越えのイラン代表、ゴール下を占拠され、16-20で第1クォーターを終える。第2クォーターは橋本拓哉(大阪エヴェッサ)、井上宗一郎(筑波大学1年)をコートに送りこむと両チームスコアが伸びず拮抗し、30ー35で前半終了。第3クォーター、中西良太の得点と橋本拓哉と杉浦佑成の3ポイントシュートで得点を重ねるも、日本のターンオーバーも増え、51-61で最終クォーターを迎える。追いつきたい日本だが第4クォーター最初にイラン代表に5点を先制され、51-66と15点差。そのまま点差は縮まることなく61-78で試合終了。初日に続き、ターンオーバー20、2連敗となった。
【16日・103位インドネシア代表】
インドネシア代表は初日韓国代表と対戦し86-92、2日目はカナダ代表と対戦し59-88と2連敗。2連敗同士の対戦となった3日目。日本代表は初日のスターターに戻し、ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、西川貴之(シーホース三河)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)、平岩玄(東海大学3年)、中西良太(熊本ヴォルターズ)で開始。インドネシア代表の立ち上がりが良く、2-11とリードを許すが開始直後に佐藤卓磨と交代した橋本拓哉が3ポイントシュートを決め反撃開始。第1クォーター25点中9点を決める活躍を見せる。さらにテーブス海のアシストも冴え、25-16で第1クォーター終了。第2クォーターはベンドラメが7得点をマークし、さらに点差を広げ42-27と15点差で前半終了。後半、第3クォーターは拮抗するが、61-44で始まったファイナルクォーター、日本代表は主力をベンチに下げるもテーブス海を中心にパスがよく回り、ノーマークでの3ポイントシュートが次々決まり、第4クォーターだけでも27点を稼いだ。88-55で試合終了。3ポイントシュートは16本入り、成功率は48%をマーク。初勝利を挙げる。
【今後の日程】
3試合を終え、1日の休日を挟んだ後、18日にフィリピン代表、19日リトアニア代表、20日韓国代表、21日チャイニーズ・タイペイB代表、最終日カナダ代表と5日連続という過密スケジュールが予定されている。
男子日本代表選手メンバー
1 中西良太(C / 熊本ヴォルターズ)
5 テーブス海(PG / ノースカロライナ大学ウィルミントン校)
9 ベンドラメ礼生(PG / サンロッカーズ渋谷)
13 橋本拓哉(SG / 大阪エヴェッサ)
14 杉浦佑成(SF / サンロッカーズ渋谷)
16 並里成(PG / 琉球ゴールデンキングス)
17 鎌田裕也(PF / 川崎ブレイブサンダース)
20 西川貴之(SG / シーホース三河)
25 平岩玄(C / 東海大学)
30 今村佳太(SF / 新潟アルビレックスBB)
32 シェーファー・アヴィ幸樹(C / ジョージア工科大学)
35 高橋耕陽(SG /滋賀レイクスターズ)
41 佐藤卓磨(SF /滋賀レイクスターズ)
65 玉木祥護(PF / 筑波大学)
75 井上宗一郎(C / 筑波大学)