激戦地・東地区の中にあってファーストシーズンは地区4位、昨シーズンは最下位と悔しい思いをしているレバンガ北海道。新指揮官就任で注目の3シーズン目、レバンガ北海道をピックアップ。
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目次
【レバンガ北海道チームデータ】
・クラブ名の由来
レバンガ北海道は、2011年に北海道で生まれたプロバスケットボールクラブ。
クラブ名は「がんばれ」の逆さ言葉。道民から「がんばれ」と応援してもらえるクラブであり続けるという誓いが込められている。
・ホームアリーナ 「北海きたえーる」
・マスコット 「レバード(LEVIRD)」
・2017-18シーズン結果 「26勝34敗(東地区6位)」
・2018-19チームスローガン 「超えろを超えろ」見たこともない自分になるために。常識や想像、可能性さえも超えろ。
【レバンガ北海道 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
0番・SG・187・82・溝口秀人〇
1番・SG/SF・183・80・関野剛平
2番・PG・176・74・山本柊輔〇
3番・SG・188・86・牧全
8番・PG・173・71・多嶋朝飛
9番・SG・190・77・折茂武彦
10番・PF・198・96・市岡ショーン〇
11番・SF・194・85・桜井良太
13番・SF・206・130・デイビッド ドブラス〇
15番・PF/C・206・109・マーク トラソリーニ
17番・SF・188・85・川邉亮平
23番・PF・196・90・野口大介
32番・PG・185・78・松島良豪
HC ジョゼ ネト〇
予想スタメン
PG・多嶋朝飛
SG・関野剛平
SF・桜井良太
PF・市岡ショーン
C・マーク トラソリーニ
【レバンガ北海道ニュース】
昨シーズン、ダバンテ・ガードナーとニック・ファジーカスに続く平均得点数を叩き出したマーク・トラソリーニが契約継続。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、アメリカ・ロサンゼルス生まれで高校卒業後、リンク栃木ブレックス、トヨタ自動車アルバルク、アイシンシーホース三河と渡り歩いた市岡ショーンが新規加入。B2からは、山形ワイヴァンズ所属だったスピードとスキルを併せ持つPG・山本柊輔とSG・牧全の怪我があり、仙台89ERS所属だったSG・溝口秀人も移籍加入。待望の新外国籍選手にはスペインB代表の経験を持つ206センチのデイビッド・ドブラスが参戦。そして、新指揮官はブラジル代表監督として2度のオリンピック、3度のワールドカップで指揮を執ったジョゼ・ネトHCが就任、新戦力とどのようなケミストリーが生まれるか。
【KATSUもくポイント!】
レバンガ北海道の顔と言えば、48歳現役プレイヤー、レジェンド・折茂武彦。今年も現役続行を宣言。クラブ運営会社代表も兼任する折茂武彦は、すべての資産を手放したとしても債務を返済しきれない財務状況、つまり債務超過を約2億円抱え、クラブ存続が危ぶまれた中、提出した資本計画が認められ、晴れてB1クラブライセンスの交付を勝ち取った。クラブ存続が決まり、前年、B1リーグ中2位の平均入場者数を記録したレバンガ北海道は、Bリーグアワード2017-18でも話題になった松島良豪率いる「松島劇場」を引っ提げて華々しいスタートを待つのみ、と思われたが、9月に北海道胆振東部地震がおき、その影響で、アーリーカップ北信越大会欠場。しかし、レバンガ北海道は落ち込むことなく炊き出しを行い、地元愛を見せた。道民の血と大きな地元愛が激戦地・東地区をどこまで開拓できるか刮目だ。