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【FIBA 3×3 U23 Nations League2018とは】
「FIBA 3×3 U23 Nations League」は、2017年に開始された23歳未満の男女を対象としたFIBA 3×3全国大会。次なるステージがある大会ではないがアジア競技大会前に行われるため、貴重な経験値を稼ぐことができる大会。
STOP1、STOP2は6月1日と3日にモンゴルで行われており、日本は未出場、STOP3、STOP4が7月28日と29日に栃木県宇都宮市で行われ日本代表は日本はアフリカ&アジアカンファレンスの一員として初参加。STOP5、STOP6は9月4日と5日にマレーシアで開催予定。各大会の上位3チームは、9月22日と23日にインドのハイデラバードで行われるU23ネイションリーグ決勝の資格を得る。男子は現役大学生、今年春からのスタート。女子はWリーグに所属する若手選手で大会2日前に招集され、ルールを覚えるところからスタート。サポートコーチには今年現役を引退したレジェンドの大神雄子も参加している。
平成30年度3×3日本代表チーム「FIBA 3×3 U23 Nations League 2018」 出場メンバー
【スタッフ】
オペレーションチーフ 金澤 篤志 (JBA)
アドバイザーコーチ 長谷川 誠 (秋田ノーザンハピネッツ株式会社)
サポートコーチ 中祖 嘉人 (一般財団法人アルボラーダ)
サポートコーチ 大神 雄子 (トヨタ自動車 アンテロープス)
アスレチックトレーナー 岡本 香織 (JBA)
マネージャー 齊藤 尋太郎 (JBA)
【男子日本代表選手】
#10 杉本 天昇 (G / 日本大学 2年)
#14 松脇 圭志 (G / 日本大学 3年)
#24 荒川 颯 (G / 拓殖大学 3年)
#34 宮越 康槇 (G / 拓殖大学 4年)
【女子日本代表選手】
#16 栗林 未和 (C / 富士通 レッドウェーブ)
#18 宮下 希保 (F / アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)
#23 山本 麻衣 (G / トヨタ自動車アンテロープス)
#31 高原 春季 (F / アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)
【出場チーム】
男子:中国、スリランカ、インドネシア、モンゴル、日本、ウガンダ
女子:中国、スリランカ、インドネシア、モンゴル、日本、ウガンダ
【男子結果】
【STOP3 7月28日】
日本○22-3●日本U18
日本●18-19○モンゴル
【STOP4 7月29日】
日本○22-15●インドネシア
日本●15-21○中国
【女子結果】
【STOP3 7月28日】優勝
日本○15-14●中国
日本○21-0●スリランカ
日本○19-13●インドネシア
【STOP4 7月29日】優勝
日本○21-15●中国
日本○18-7●インドネシア
日本○22-8●モンゴル
【女子代表・連日優勝】
参加6チームが総当たり戦を行い、上位2チームが決勝を戦う。3×3は5人制と比べると体が接触するフィジカルコンタクトに対するファウルに寛容で、比較的ファウルの笛が鳴りにくい。190センチ以上の大型選手が揃う中国やモンゴルに苦戦し男子代表は連日決勝を逃して1勝1敗。逆に、栗林未和は188センチ、宮下希保が179センチとインサイドでも高さに優位があり、外からのシュートも好調だった女子代表は連日全戦全勝での優勝と強さを見せた。
この経験を生かす場はすぐにやってくる。第18回アジア競技大会は2018年8月21日(火)から26日(日)インドネシア・ジャカルタで行われる。2020年の東京オリンピックでの正式種目にもなっている3×3。今後の展開が楽しみだ。