観客動員数ナンバーワンの千葉ジェッツとともに3シーズン目の開幕カードを勝ち取ったのは、運営が東芝からDeNAに譲渡され新体制が注目を集める川崎ブレイブサンダース。その川崎ブレイブサンダースのキャプテンを務め、歴史的勝利となったオーストラリア戦で活躍し、救世主・ニック・ファジーカス、希望・八村塁とともに試合後インタビューに選ばれた篠山竜青をピックアップ。
(下へ)
目次
【篠山竜青】
誕生日 1988年7月20日
出身地 神奈川県
ポジション PG(ポイントガード)
背番号 7
身長 178cm
体重 78kg
足のサイズ 27.5cm
シューズ アシックス『GEL TRIFORCE 2』
出身校 旭中学校⇒北陸高校⇒日本大学
【篠山竜青の学生時代】
高校時代には最も得意としていた走り高跳びで東京都2位に輝いた父親のDNAを継ぎ、バスケットボール経験者で、高校時代には岩手県大会で母校を準優勝に導き、ミニバスのコーチをしていた母親の影響で、小学三年生で本格的にミニバスを始めた。ミニバスの大会では橋本竜馬(現・シーホース三河)や二ノ宮康平(現・琉球ゴールデンキングス)と対戦している。横浜市立旭中学校時代にはジュニアオールスター(都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会)のメンバーに選出。活躍を認められ、久井茂稔監督にスカウトを受ける。五十嵐圭(現・新潟アルビレックスBB)や石崎巧(現・琉球ゴールデンキングス)、西村文男(現・千葉ジェッツ)らを輩出した福井県の北陸高校へ進学。多嶋朝飛(現・レバンガ北海道)が同期となる。3年次のウインターカップでは準優勝に輝き、大会ベスト5に選出。その後、日本大学へ進学し、栗原貴宏(現・川崎ブレイブサンダース)、上江田勇樹(現・富山グラウジーズ)らとともに2009年インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)制覇。2011年、東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)と契約。
【日本代表歴】
高校3年生の時に金丸晃輔(現・シーホース三河)、長谷川技(現・川崎ブレイブサンダース)、並里成(現・琉球ゴールデンキングス)とともにU-18のアジア大会(第19回FIBAアジア男子ジュニア選手権大会)に選抜。大学時代は2009年第25回ユニバーシアード競技大会、2011年第26回ユニバーシアードに参加、以来2016年3月まで招集はなく、「2016 Atlas Challenge(アトラスチャレンジ)」のニュージーランド戦に出場するも、直後のリオ・デジャネイロ五輪最終予選の最終メンバーには選ばれず。ラマスHCになってから招集率が上がり、歴史的勝利となったFIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選オーストラリア戦でワンマン速攻で勝利を決める活躍を見せた。
【篠山竜青のプレイスタイル】
緩急あるドリブル、サウスポーから繰り出すジャンプショットを武器にポイントガードとしてリーグ内でも屈指の得点力。体格差のある相手にも体を当てていく熱量のあるディフェンスでチームを勝利へ導く司令塔。2014年からは川崎ブレイブサンダースでキャプテンを務める。
【ムードメーカー・熱い男】
クラブ、リーグ、日本バスケを盛り上げるムードメーカーとして注目が集まっている。
コートではヘアバンドを着用しており、通称「篠山ひも」と呼ばれる。川崎ブレイブサンダースの公式パートナーであるアシックス協賛で「篠山ひも」を来場者にプレゼントする『とどろき総ひも化計画』が開催された。ファンが多くB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018にはファン投票による初選出を果たす。