2年連続でB1残留プレーオフを回避、順調に成績を伸ばし、3年後の日本一を掲げ、ショーン・デニスHCのもと段階的にチーム作りを始めている滋賀レイクスターズ。的確な補強で上位進出を目指す3年目をピックアップ。
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目次
【滋賀レイクスターズチームデータ】
・クラブ名の由来
2008年創設の滋賀県唯一のプロスポーツクラブ。雄大な琵琶湖をはじめとした自然豊かな滋賀県の広い夜空にきらめく星々のように、クラブ・選手・ファンが星(star)となり、そこに関わるすべての県民とともに輝いていくことができるようにという願いが込められている。
・チームスローガン 「ONE FOR LAKES ALL FOR SHIGA」
・ホームアリーナ 「ウカルちゃんアリーナ」
・マスコット 「マグニー」
・2017-18シーズン結果 「24勝36敗(西地区3位)」
【滋賀レイクスターズ 2018-19選手一覧】
背番号・ポジション・身長・体重・選手名(〇は新規加入選手)
1番・PG・176・70・西 裕太郎〇
8番・PG・173・70・二ノ宮 康平〇
10番・SG/SF・196・92・紺野 ニズベット 翔〇
22番・PF・193・104・樋口 大倫
24番・SG/SF・192・80・高橋 耕陽
25番・PF・198・105・荒尾 岳〇
31番・PF/C・206・106・ガニ・ラワル〇
32番・SG・184・80・狩野 祐介
35番・PG・184・77・伊藤 大司〇
40番・PF/C・211・116・ディオール・フィッシャー
45番・SF・192・820・鹿野 洵生〇
HC ショーン・デニス
予想スタメン
PG・伊藤 大司
SG・狩野 祐介
SF・高橋 耕陽
PF・ガニ・ラワル
C・ディオール・フィッシャー
【滋賀レイクスターズニュース】
西地区3位えで終えた昨シーズンから、努力の精密ピュアシューター・狩野祐介、特別契約選手としてアーリーエントリーで入団し、60試合中56試合に出場した高橋耕陽、入籍と出産を発表した樋口大倫司が残留。司令塔であった並里成が移籍し、空いたポイントガードにアルバルク東京から伊藤大司、琉球ゴールデンキングスから二ノ宮康平とベテランが、3人目として練習生の西裕太郎。課題であったサイズアップに、ニュージーランドで年代別代表にも選出された実績がありながら日本国籍を持つ196センチの紺野ニズベット翔、三遠ネオフェニックスから192センチの鹿野洵生が加入。大黒柱のディオール・フィッシャーの相方にNBA経験を持つガニ・ラワル、バックアップに千葉ジェッツから荒尾岳を獲得。昨シーズンから指揮をとるショーン・デニスHCのもと、リバウンドを取って速い展開へ持ち込むチームを目指した編成となった。
【KATSUもくポイント!】
Bリーグ元年は、年末年始に11連敗、終盤に6連勝と勝率が安定せず、21勝39敗でレギュラーシーズンを終え、西地区最下位全体14位でギリギリB1残留プレーオフを回避。昨シーズンは序盤は勝ち星が5割を上回る時期もあり、京都と西地区2位を争っていた。しかし、外国籍選手の怪我やファウルの多さで黒星を重ね、12連敗。2連勝しなければB1残留プレーオフという状況でその1枠をかけた相手・富山グラウジーズと直接対決。接戦を制し2連勝を納め、2年連続のB1残留を決めた。3年目の今年、オフシーズンには不祥事で選手を欠くアクシデントに見舞われたが、3年後の日本一を掲げている滋賀レイクスターズはショーン・デニスHCのもと段階的にチーム作りを始めている。まずは地区の上位を狙い、安心してシーズン終盤を迎えられるか刮目だ。